1.定年退職以降の基本的な健康管理のあり方
(投稿日 00/04/15)
今回は第1回目ですので、最初に定年退職以降の基本的な健康管理のあり方について触れてみたいと思います。
どうしても、年齢とともに病気の割合が増加します。病気といっても、高血圧、糖尿病、高脂血症などは、その病気自体が問題というより、その状態が長く続くことによって命にかかわるような病気が増えることが問題なのです。
そのため、若いうちに異常が指摘されれば、何とかそれを厳密にコンロールして克服するような健康管理をする必要があります。しかし60代以降にそのような管理を行えば、却って生活の質を落としたりする可能性があります。60代以降の健康とは、病気の有無ではなく、日常生活の質が高いか、どうかにかかっています。
さらに日常生活の質が高い状態とは、自分の足で動くことができ、何でも食べることがあり、張りのある生活を送っていることでしょう。皆さんは、健康生活の質はいかがでしょうか。
同年代の方とくらべて
a. 大変健康と思う。
b. 平均より健康である。
c. 平均的だと思う。
d. やや劣っていると思う。
e. 健康にはまったく自身がない。
トピックを一つ
最近は、メンタルヘルスの問題が話題になることが多いのですが、決して働き盛りの方だけの問題ではなく、初老期〜老年期と呼ばれる50代後半以降でも、特にうつ病の発生が増えている傾向にあります。
この時期のうつ病には、一つの特徴があり、それを理解しておくことが早期の対応に役にたちます。 「仮面うつ病」という病気があります。うつ病なのだが、仮面をかぶっていると表現されるように、いわゆる抑うつ症状が前面に出てこない病気です。
抑うつ症状の代わりに、睡眠障害、疲労・倦怠感、食欲不振、頭痛・頭思感、首・肩のこり、口渇、便秘・下痢、体重減少、といったどちらかというと身体の症状が前面にでてきます。このような状態で身体の病気が心配になって病院に行き、いろいろな検査を受けても異常がなく、精神科医に抗うつ剤の処方を受けたら、うそのように病気がよくなったという経過を辿ります。
しかし病気が悪化すれば、抑うつ感が強くなり、通常のうつ病のように自殺まで至る病気ですので、思い当たる方は早めに精神科か心療内科医に相談することが薦められます。
(平成12年4月15日投稿)
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2.質の高い生活の3要素 − 運動
(投稿日 00/05/20)
Country Day 1と呼ばれる7月1日の大合同までわずか。社内では引越しが始まり、何かと気ぜわしく、準備にたずさわっている従業員の疲労感が高まってきている今日このごろです。
さて前回は、60代以降の健康とは日常生活の質が高いことが重要であり、それは、自分の足で動くことができ、何でも食べることができ、張りのある生活を送っていることであるとの話をしました。
それでは、そのためには何が必要なのでしょうか。
いくつもある要素のうち、一番大事なことは、適度に身体を動かす機会があることです。適度な運動は質の高い生活の3つの要素に直結します。
一つ目の自分の足で歩けなくなることの原因は、足が弱る、背骨がもろくなる、心肺が弱まるということが主な原因です。適度な運動、特にWalkingは、下半身だけでなく腹筋などの上半身の筋力維持に役立ちます。また骨粗鬆症の予防にも役立ち、脊椎の圧迫骨折や足の骨折を予防します。ま心肺の持久力の維持に繋がります。
二つ目の何でも食べることができなくなる原因は、もちろん歯の問題もありますが、糖尿病や高血圧など様々な生活習慣病のために食事制限を余儀なくされることも原因です。適度な運動は、肥満を防止し、生活習慣病を防ぎます。
三つ目の張りのある生活のためには、ボケていないことが重要ですが、運動は脳細胞を刺激するとともに、血管の老化を防ぎボケの予防に繋がります。高齢者が入院生活を余儀なくされると、急に足腰が弱まり、場合によってはボケてしまうことを足腰の筋力を維持し、肥満を防ぎ、またボケを予防します。 皆さんの生活には、日常生活の一部として身体を動かす機会があるでしょうか。散歩でも結構ですし、お好きな庭いじりでもOKです。
ほぼ毎日、1時間以上身体を動かすチャンスがある。 A
ほぼ毎日、30分以上身体を動かすチャンスがある。 B
週3日以上、30分以上身体を動かすチャンスがある。 C
たまにしか、身体を動かしていない。 D
運動を行う場合の注意
確かに運動は健康によいのですが、年齢が進むにつれて注意して運動をしないと逆効果になる場合があります。高齢者の身体の特徴は、「予備能の低下」と「変化への対応力の低下」です。 例えば、心臓や肺もちょっと無理すると悲鳴を上げる、体内の水分の保持能が低下して脱水が生じやすい、などの特徴があります。したがって運動を行う場合には、以下の点に十分に気をつけてください。運動を継続的に行っている方でも同様ですので、「自分はいつも十分に運動しているから"大丈夫だ!"」はだめです。
1.体調の悪い日は無理をしない。
2.全力疾走のような無酸素状態になるような激しい運動は避ける。
3.スポーツをする場合には、必ず十分に準備体操をする。
4.長時間運動をする場合、例えば山登りに出かけるような時には、十分に水分が補給できるように準備をする。
(平成12年5月20日投稿)
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3.質の高い生活の三要素 − ボケ対策
(投稿日 00/06/24)
6月22日にExxonMobil Business Services(EMBS)の発足に向けたEmployee ForumとPartyが開催されました。いよいよ新しい門出です。
エッソ石油時代の医務部は、ゼネラル石油とのMSAの発足時に、インダストリアルハイジーン部門を加えて医務・産業衛生という名称になりました。今回の組織でも同じ枠組みですが、東京グループ、神奈川グループ、関西グループの3グループで、総勢19名のメンバーとかなり大きな組織になります。
さて、先月は充実した生活を送るための三要素(自分の足で歩けること、何でも食べることができること、ボケないこと)を達成するために、もっとも重要な生活習慣として運動の話題を書きました。今回は、三要素の中でもっとも皆さんが気になっている「ボケ」に焦点をしぼって少し解説します。
ボケには、二種類のタイプがあると言われています。一つは動脈硬化型のボケ、もう一つはアルツハイマー型のボケです。
動脈硬化型のボケは、脳の血管が動脈硬化のために詰まりやすくなり、小さな脳梗塞の積み重ねにより、脳の機能が低下するタイプです。このタイプでは、段階的に進行しますが、重度のボケになることは比較的少なく、日本人に多いタイプです。このタイプのボケの予防は、結局動脈硬化対策ですので、一般的な生活習慣病対策と同じということになります。
一方のアルツハイマー型のボケは、脳の細胞の老化が原因であり、症状は徐々に進行し、重度のボケになることが多いタイプです。アルツハイマー型のボケの予防方法は残念ながらはっきりとしたものがありません。しかし、いつも脳の機能を活性化しておくことは大変重要なことです。脳の機能は場所によって運動、触覚、視覚、聴覚、嗅覚、言語、調整、平衡など、様々な機能に分かれています。したがって、脳のいろいろな部分を使うべく、何事にもチャレンジし、それを楽しむことが、最も効果的な予防方法といえるでしょう。
平均寿命の男女差についての考察
ご存知のように、日本人の平均寿命は男が77.16才(平成10年簡易生命表)、女が84.01才(同表)で、男女間に約7年の差があります。しかし本当に大切なことは、伸びた寿命の質にあります。つまりこの間の生活の質、Quality of Life(QOL)がどのようであるかということです。
最近、心身とともに自立した活動状態で生存できる期間を健康寿命として、いくつかの指標が開発されつつあります。それらの指標の一つ、平均寿命から傷病平均年数を引いた健康平均余命を使うと、男性72.48年、女性76.42年とその差は約4年であり、平均寿命ほどの性差がないことが分っています。
(平成12年6月24日投稿)
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4.質の高い生活の三要素 − 「なんでも食べられること」
(投稿日 00/08/11)
6月末で多くの方が早期退職されました。私が入社した頃は、1000名を超える社員がいた会社が、500名あまりの会社になってしまいました。会社のダウンサイジングに反比例して、恵寿友会はどんどん拡大するとともに、平均年齢も若返っていることだと思います。
これまで3回に渡り、退職後の質の高い生活のポイントについて総論的な話をしてまいりましたが、総論は今回が最後になります。質の高い生活の最後の要素は、「なんでも食べられること」です。 「なんでも食べられること」といっても、好き嫌いのことを言っているのではありません。皆さんのお歳で、年齢によるものを除き、食べ物の嗜好を変えることはできません。「嫌いなものは、嫌い」で仕方がないでしょう。ここでは嗜好ではなく、まず食機能という面で考えてみましょう。
ポイント1 咀嚼機能の維持しよう!
人間の食機能には、咀嚼、消化、排泄がすべて正常ではじめて成り立ちます。この中でも、特に咀嚼に関係する歯および歯周組織の健全性はとても重要です。咀嚼がうまくいかなければ、消化に負担がかかりますので、たとえ健康な胃腸の持ち主でも胃もたれを起こします。また胃腸を丈夫にすることは容易でありませんが、歯を丈夫に保つことは決して難しいことではありません。毎食後の歯肉のブラッシング、つまりちょっとした根気で十分に歯の健康は保てます。以前、新横浜時代のCOCで、衛生委員会の活動で、歯科検診とブラッシング指導の取り組みがありました。ご参加の皆さんは、効果がでていますか?もうすでに歯槽膿漏で何本か失ったという方でも、すでに失った歯を取り戻すことはできませんが、残存歯を守ることはできます。今からでも遅くありません。食後のブラッシングを忘れずに。
ポイント2 生活習慣病を予防、または上手に付き合おう!
食機能が健全で、食欲が旺盛であっても、糖尿病などの生活習慣病があって、食生活を制限しなければならない場合もあります。食は一生の楽しみですので、食事制限をできるだけしなくてもよいように、若い時からの健康管理を行うことが重要です。健康診断で少し血糖が上がってきた、コレステロールが高くなってきたという方、今が今後の食生活の分かれ目です。体重を維持するなど、ちょっとした努力をしましょう。 しかし、生活習慣病といっても、多くの部分は遺伝病であるため、本人がいくら健康管理に気をつけても糖尿病や高血圧になることもあります。このような場合には、食事制限をしなければなりません。食事制限といっても、食べていけないものがあるわけではなく、食べる量が問題になります。食欲というのは、かなり感覚的で慣れの要素が強いものです。自分の健康状態の合った食生活に慣れることが大事です。糖尿病の教育入院の目的も適切な食生活に頭と胃袋で実感することにあります。
適切な運動をして、何事にもチャレンジ精神を持って楽しむ、そして食生活を楽しむ。 これであなたの退職後の生活は、ばら色です。終身年金制度のある会社の退職後を楽しんでください。 多忙を理由に、前号から2ヶ月ほど新しい原稿の投稿が遅れてしまったため、最も暑い時期を過ぎました。それでもまだまだ暑さが続きます。遅れ馳せながら夏場ということで、一つだけ注意を。年齢とともに体内の水分保有量が低下します。つまり脱水になり易い身体になります。汗をかいたら、早めの水分補給を。ポカリスウエットとアクエリアスなどのアイソトニック飲料は、飲みやすくするために糖分が大目です。汗は体液より電解質が薄いので、水分補給はアイソトニック飲料を約2分の1に薄めたくらいがよいと言われています。
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今年の夏はいかがだったでしょうか。本当に暑い夏でした。恵寿会の皆さんの中には、涼しい土地を求めて海外旅行にでかけられた方も多かったのではないでしょうか。
さて、今回は秋に向けての健康管理のポイントといえばやはり運動です。5月に質の高い生活の3要素で、運動を取り上げましたが、季節柄もう一度詳しく解説したいと思います。
健康指向の高い皆さんですから、「運動をしていますか?」との問いに、多くの方が胸をはって「運動しています」と答えることができるでしょう。それなら、「健康に良い運動をしていますか?」という問いではどうでしょうか。確かに運動が楽しくて生きがいだという方はどんな運動をなさっても結構です。60才をかなり超えても、いまだにラグビーの海外遠征にでかけられるような方もいらっしゃいます。しかしそれは一部の方であり、やはり多くの方にとって運動を考える時、「健康によい運動」を意識される必要があります。
健康によい運動を考える上で重要な要素には、種目、速さ・強さ、持続時間、頻度があります。運動の種目には、大きく分けて、酸素を十分に取り込みながら行う有酸素運動と、酸素切れの状態で行う無酸素運動があります。前者には、速歩やジョギングなどがあり、後者には徒競走や重量挙げなどがあります。サッカーやテニスなどは、基本的に有酸素運動が中心ですが、一部に無酸素運動の要素が含まれます。いずれにしても、健康に良い運動という定義を、長生きに役立つ運動とすれば、運動種目は有酸素運動のタイプのものが健康に良い運動ということになります。
速さや強さはどうでしょうか。どの程度の強度の運動が妥当か、これにはかなりの個人差があります。当然、運動習慣のある方は強い運動でも大丈夫ですが、運動不足の方が同じ運動をすれば、すぐに息が切れて心臓の動悸が激しくなります。ですから例えば分速何メートルの速歩が健康によいとは断言できません。このような場合にもっとも当てになるのが、皆さんの実感です。息が切れて5分も続けてできない運動は強すぎる運動、30分してもまったくきつくない運動は弱すぎる運動と考えてください。
次は運動の持続時間ですが、できれば続けて20分は続けたいところです。人間のからだは運動開始後しばらくして脂肪が燃え出します。短い運動を何回もするより、1回に長めの運動をする方がよいと言われています。
最後が運動の頻度ですが、これは5月にも書いたとおり、できるだけ生活の一部にしてください。地方事業所を回っているとき、退職前の皆さんにお会いするチャンスが何度もありました。その時、退職後にどのような生活を考えていらっしゃるか、興味があっていつもお聞きしています。中には、「週に2回はゴルフをする」ということを生活のリズムにしようという方もいらっしゃいました。このように時間と金をもてあましてゴルフをなさる方は、立派な運動習慣でしょう。
以上のように健康に良い運動の要素を考えてくると、犬に引かれながらの散歩が、結構、最良の運動ということになるかもしれません。確か現役時代から、減量や高血糖対策のために大きな犬を飼っているという方も会員の中にいらっしゃったと思います。
この秋、これからの健康を考えて運動を始められてはいかがでしょうか。
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皆さんには、インフルエンザと風邪の区別がついていますか?
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって発生する発熱疾患です。一方、風邪は、ライノウイルスやコロナウイルス等の様々なウイルスによる感染症の総称です。インフルエンザウイルスと風邪ウイルスでは、感染力や症状の強さはまったく異なります。インフルエンザに罹ると、39℃以上の発熱、頭痛、関節痛などの全身症状が強く、重症かすると気管支炎や肺炎になり、乳幼児や高齢者では命をかかわる病気です。したがって、高々風邪と侮らないで、年を取ったらインフルエンザの予防には十分気を付けるべきです。
それではインフルエンザの予防はどのようにすればよいでしょうか。よく風邪の予防と混同して、外出時のマスク、帰宅時のうがいや手洗い、栄養や睡眠を十分に取ることが薦められています。もちろんこれらには意味があることですが、インフルエンザウイルスの感染力にはこのような一般的な方法は、ほとんど無力です。例えば、どんな体力のある人でも、家族の一人がインフルエンザに罹ると次々と感染していくように、ウイルスに接触すれば、多くの方に発病するのがインフルエンザです。
予防の決め手は、予防接種だけです。今まで「予防接種は有効性がはっきりせず、かえって副作用が心配だ」と宣伝されてきました。このような誤った常識が一般的になっているのは、日本だけで、欧米ではインフルエンザの予防と言えば、予防接種とされています。これは予防接種の有効性の評価を行なう際に、インフルエンザと風邪を区別せず評価してきたことが原因であると言われています。
インフルエンザの予防接種を射っても、一般の風邪を予防できないのは当たり前のことです。今では、予防接種を受けることによって、70%〜80%で、インフルエンザに罹らないか、または軽症化していることが証明されています。
恵寿友会の皆さんの年齢を考えると、今まで予防接種を受けてこなかった方も、今年からは毎年の接種を習慣にしていただきたいものです。インフルエンザの予防接種はお近くに医療機関で受けることができます。健康保険はききませんが、費用は1回2000〜5000円程度です。
できれば流行前の11月前半に受けてください。一般的に2回の接種を薦められていますが、1回でもかなりの有効性が認められています。
高齢者の場合
予防接種を受けてない人と受けた人の比較
1.受けていない人の死亡者数を1000人とした場合
受けている人は、死亡者数200人
2.受けていない人の入院者数を1000人とした場合
受けている人は、入院者数500人
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皆さんは、無理を姿勢をしなくても今の眼鏡でPCの画面が十分にピントが合いますか?
残念ながら人間は年を取ると、様々な機能が衰えてきます。これを老化現象と呼びます。その中でも、もっとも早くからその症状を自覚するのが、目の衰えです。目の衰えといっても、光を感じ識別する視機能そのものが衰えるのではなく、ピントを調整する機能の衰えです。これを老眼または老視と呼びます。
よく老眼は、近視の人はなりにくいと言われますが、これは誤りで、老眼は近視の人でも同じように進みますが、症状が出るのが遅いということです。それは若い時にもともと正視の人が、ピントが合う範囲が手元20cmから無限まですると、近視の人は例えば10cmから20cmまでであるために、近くが見え難くなるといっても近視の人は永遠に20cmの距離はピントが合うためです。
さて、老眼になると何が困るかといえば、近くで細かい字が読み難くなることです。そのため近くを見るときには老眼鏡をはめて対応することになります。
通常、遠く見るときには正面を向き、近くを見るときには目を落とします。これを応用したのが遠近両用眼鏡ということになります。私たちの行動の中で、真っ直ぐ向いて近くを見るという行動はこれまでの生活の中ではほとんどありませんでした。しかしここ数年、急速にインターネットが発達して、仕事以外でもPCを使うことになり、近くを真っ直ぐ見る機会が増えました。遠近両用眼鏡を使うと、遠くを見る部分で近くを見なければならないため、PCの画面はピントが合いにくくなります。何とかうまく使おうとして、下目使いで画面を見ようとすると、顎が上がった姿勢になりますので首肩の凝りに繋がります。
この問題の対策として、PCを使う時間の長い人はPC作業用の眼鏡を作ることで対応できます。また画面を本体の上に置かずに、やや高い位置から下向きに見るように設置することもちょっとした工夫です。
皆さんは、生活の一部のようにPCを使っていらっしゃると思います。ちょっと工夫してみてはいかがでしょうか。
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一年で最も寒い季節を迎えましたが、皆さんは風邪などをおひきになっていないでしょうか。このような時期に春の季節病に対する準備しようというと、少し気が早すぎるのではないかとお叱りを受けそうですが、決してそうではありません。春の季節病とは、スギ花粉症のことです。
花粉症とは?
スギ花粉症とは、スギ花粉に対するアレルギー反応で、3月〜4月の時期を中心に、鼻水、くしゃみ、眼のかゆみを主症状とする病気で、咳や発熱を伴うことも少なくありません。他のアレルギー性鼻炎に比べて症状が顕著で、毎年この時期を憂うつな気分で迎えられる方がだんだん多くなってきています。
ことしの花粉予測
もちろん花粉症の症状は、飛散する花粉の数によって影響を受けます。一般的に前年が猛暑の場合には、花粉の量が多いと言われており、昨年の夏が暑かったことを考えれば、かなり心配です。毎年この時期になるとスギの花芽の着花量から花粉の量が予測されますが、今年は東京周辺では、平年より多いものの、昨年より少なくなると予想されています。しかし昨年より少な目といっても多くの花粉が飛びますので、やはりつらい季節になりそうです。
花粉症の対策
花粉症の治療は、抗ヒスタミン剤と呼ばれる薬を使います。もちろん鼻水には効果がありますが、副作用として眠気がありますので、大量の薬を使うことができません。シーズン中は症状に合わせて量を加減しながら何とかシーズンを乗り越えることになります。最近、抗アレルギー剤と呼ばれる薬がたくさん開発されました。このタイプの薬は、抗ヒスタミン剤ほどの即効性はありませんが、シーズンの始まる1〜2週間前から服薬を初めて、シーズン中のみ続ければ症状の緩和に役立ち、しかも眠気の副作用が少ない薬です。今年の花粉の飛散開始時期は2月中旬と予想されています。最初の頃の飛散量はそれほど多くはありませんので、2月10日頃から服薬を始めるとよいでしょう。
また点鼻薬としてステロイドが入った薬も使われます。ステロイドと聞くと、副作用を心配される方も多いと思いますが、点鼻薬としてのステロイドは副作用がそれほど大きくないことが分っています。一部にステロイド注射で症状緩和のための治療を行なう医療機関があります。この治療法は、かなり症状の緩和に対して有効といわれていますが、この場合には副作用が心配です。
これらの薬は医師の処方が要りますので、耳鼻科か、内科を受診されることをお勧めします。
生活上の注意
花粉の飛散が多い日には外出しないことが一番です。とはいっても、「花粉が多いから外出をしない」と言える立場の方は多くないでしょう。外出時にマスクを利用する場合は、花粉症用のものを薬局でお買い求めください。通常のマスクでは花粉が通り抜けてしまいます。また、家の中に花粉を持ち込まないことも重要で、やはり花粉飛散量の多い日は、布団干しを控えた方がよいでしょう。
毎日の花粉量は、一月末ころからテレビや新聞で情報提供されますが、
"http://weather.crc.co.jp/pollen/"などのインタネット上でもいくつかのホームページが解説されます。
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不整脈とは?
人の機能は、年齢とともにどうしても衰えがでてきますが、心臓の動きも同じで加齢とともに不整脈が多くなります。心臓の組織には、自発的な電気的興奮が発生する性質がありますが、それぞれの部分がバラバラに興奮していては心臓が血液を送るという機能を果たすことができません。自発的な興奮が起こる間隔が部位によって異なっており、洞結節と呼ばれる部分の間隔がもっとも短いため、まず洞結節が興奮して、その電気的興奮が心房→房室結節→心室という順に伝わります。そして心室筋に伝わった電気的興奮によって筋肉が収縮を起こすことにより、心臓が正しく機能を果たします。これを正常洞調律と呼びます。しかし何らかの問題でこの調律が乱れた状態をすべて不整脈と呼びます。
不整脈の分類
不整脈には、様々な種類のものがありますが、大きくわけて脈拍が遅くなる徐脈性不整脈と、脈が速くなる頻脈性不整脈があります。
最も多い心室性期外収縮
不整脈の中でもっとも頻度が高いのは期外収縮です。洞結節以外の部位に電気的興奮が発生して、正常洞調律よりも速く心臓が収縮するものを言います。さらに心房から発生した上室性期外収縮と、心室から発生した心室性期外収縮がありますが、特に心室性期外収縮は健康人にもたくさんみられ、ほとんどが治療が不要な不整脈です。しかし、過労、睡眠不足、ストレスが引き金になりますから、そのような場合には休養を取るように心がける必要があります。
治療が必要な不整脈
徐脈性の不整脈は、洞結節の機能が衰える洞不全症候群と、房室ブロックなど伝導の途中に問題がある不整脈があります。いずれも進行するとめまいが起こったり、失神したりします。そのよな場合には、程度にもよりますが、ペースメーカーの植え込みが必要になります。
一方、頻脈性不整脈についても場合によっては心停止を引き起こす可能性がある不整脈があります。治療は抗不整脈薬の投与が一般的です。不整脈の種類によって多種類の抗不整脈薬を使い分けて治療をしますので、かなり専門的な知識が必要です。
脈の乱れを感じた場合の対応
動悸がする、脈がとぶなどの自覚症状がある場合には、やはり心電図による検査を受ける必要があります。心電図には、安静状態で計測する安静時心電図、運動中に計測する運動負荷心電図、1日の生活全体をモニターするホルター心電図があります。その結果、治療が必要なものか、特別心配ないものかの診断を受けることが第一歩になります。
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恵寿友会も早期退職者を多数迎え、平均年齢が若くなりました。とは言え、退職者の会。これからの生活で大切な健康の要素を考えたとき、歯の健康は欠かせない要素です。自分の歯で食べ物を食べることができる楽しさはかけがえのないものです。まだ1本でも自分の歯を持っている人は、その歯を大切にしなければなりません。
歯を失う最大の要素は、歯周病です。歯周病とは、歯肉炎や歯槽膿漏など、歯茎の周りにおこった細菌感染症の総称です。歯と歯茎の間に歯垢が溜まりますが、この歯垢には1mg中に約1億個以上の細菌が存在します。以前、新横浜に配送サービスセンターがあったとき、歯科健診とブラッシングの教育のイベントが開催されたのですが、そのとき顕微鏡で見た歯垢はちょっと気持ち悪くなるほど、細菌の固まりでした。
歯周病を感染症と捉えると、歯を守るにはどうしたらよいかは明らかです。菌の数をできるだけ減らせばよいのです。
@ まずブラッシングです。食後短時間で歯垢中の細菌は増殖します。食後のできるだけ早い時間に歯磨きをします。持ち方をあまり気にする必要はありませんが、あまり強く押し付けず、歯と歯の間、歯と歯茎の境目、入歯のばね部分など、すきまがあるところを特に注意します。
A 歯ブラシだけでは歯間をきれいにできないので、歯間ブラシやフロスを1日に1回使って下さい。
B 最近では殺菌効果のある成分を含んだ歯磨き(CPC含有歯磨き)が販売されております。これも菌数を減らすには有効な対策です。
C 最低でも年1回は歯科医による定期チェックをうけましょう。
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これから暑い季節になります。
人間は年齢とともに、体液中の水分量が低下し、
脱水に対する予備能力が低下します。
これからの季節、屋外での運動や作業時には、熱中症対策が必要です
熱中症にはいくつかのタイプがあります。
1.熱射病
熱中症の一番重篤な状態です。体温調節が追いつかなくなり、体温が上昇し、命に関わる状態になります。意識は混濁し、汗が止まるため皮膚は乾燥しています。
このような時には、とにかく体を冷やし、救急車を呼ぶことが必要です。
2.熱虚脱
大量の発汗のため、脱水症状を起こし、また皮膚の血管が拡張するために、脳に行く血液が減少して、一種の貧血状態になります。意識が混濁しているときもありますが、熱射病との症状の違いは、体温は正常で、発汗もみられることです。このような場合には、涼しい場所に移し、水分補給を行います。また横にするときには、足を高くするとよいでしょう。
3.熱痙攣
発汗に対して、水分のみを補給すると、電解質が足りなくなり、痙攣が起きます。夏場に運動するとこむらがえりが置きやすくなるのも同じ機序です。このような場合には、水分とともに塩分も補給します。もちろん涼しいところに休ませることが必要です。
熱中症の対策
熱中症に対する対策は、何よりも予防が大切です。
−長時間屋外にいることを避けるようにします。
−長時間屋外にいる必要がある場合でも、定期的に冷房の効いた涼しい場所で休憩することが必要です。
−体調も熱中症の発生に大きく影響しますので、体調が悪い日や二日酔いの日などは屋外での運動や作業を避けるようにします。
−そして水分補給は何よりも重要です。その場合、水のみの補給は水分吸収の効率が悪いほか、熱痙攣の原因にもなりますので、できるだけ電解質の入った水分を補給してください。以前は塩水やお茶と梅干しのセットが推奨されていました。しかし現在はスポーツドリンクが簡単に手に入ります。しかし市販のスポーツドリンクは飲みやすくするために、体液の浸透圧よりやや高目の状態になっています。スポーツドリンクの場合には、水で半分程度に薄めるとか、水と交互に飲むなどの工夫をしてください。冷えていないスポーツドリンクの場合には、氷で薄める方法も一石二鳥です。
健康管理に注意して、暑い夏を乗り切ってください。
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うっとうしい梅雨どきですが、これから暑い夏にかけて
体調を崩しやすい季節です。
特にこの時期に気をつけたいのが、前回の熱中症とともに、
食中毒に対する注意です。
一口に食中毒といっても、その原因菌にはいろいろなものがあります。最も多い菌は腸炎ビブリオという菌ですが、昨今有名になっている菌にO157(腸管出血性大腸菌)などがあります。
食中毒は大きく、感染型食中毒と、毒素型食中毒に分けられます。感染型食中毒とは、食物中に存在した菌が腸管に感染して、 そこで増殖することによって発生するものです。この場合菌が増殖するまでに10時間程度時間がかかります。一方の毒素型食中毒は、菌が食物中で繁殖して毒素を出し、それを食べた人が毒素による中毒症状を発生するものです。したがって、このタイプの食中毒は食べてから発生するまで、それほど時間が必要としません。また毒素型食中毒の恐いところは、一度できた毒素は、多くの場合に熱を加えても壊れないということです。したがって、食中毒の注意は、単に食べるまえに加熱すれば済むというものではないということです。
食中毒防止の3原則に十分に注意して、食中毒を防いでください。
清潔:菌をつけない
・肉や魚を切った包丁でそのまま野菜を切ったりしない。
・手に怪我がある場合には、手袋をつけて調理する。
・布巾やまな板を清潔にする。
など
迅速:菌を増やさない
できるだけ新鮮なうちに使う。時間が経ち過ぎたら思い切って捨てる。
冷凍食品など凍結している食品を調理台に放置したまま解凍しない。(電子レンジの使用)
冷凍・解凍の繰り返しをしない
など
加熱・冷却:殺菌する、増やさない
温度管理が必要な食物は、冷蔵庫や冷凍庫に確実に保管する。
残った食品を暖め直すときは、十分に加熱する。
など
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今、AIDSと並んで世界で最も問題になっている感染症をご存知でしょうか。
それはマラリアです。
マラリアには、マラリア原虫の種類とそれによって引き起こされる熱形で、 三日熱マラリア、四日熱マラリア、熱帯熱マラリアがありますが、 このうち熱帯熱マラリアは命に関わる病気です。
世界全体では、毎年3億から5億の人が感染し、 2〜3百万の死者が出ていると言われています。
もちろん日本人も例外でなく、海外渡航者の増加に伴い、マラリアに罹るケースが増加しています。
それでもこれまではアフリカや南米、パプアニューギニア、東南アジアの非都市部など、 マラリアリスクの高い地域に一般の旅行者が渡航することは少なかったのですが、 最近では一般旅行者がこれらの国に訪れる方が増加しており、十分な知識を持って対応することが重要になってきました。
知識といっても、予防法が主なものです。
予防法には、マラリアを媒介する蚊に刺されない注意と、刺されても発病しないように 抗マラリア薬を予防的に服薬することが一般的です。
蚊に刺されないための注意
+マラリア危険地域では、蚊の活動が活発になる夜に外出しない。
+昼までも外出時には、昆虫忌避剤(虫よけスプレー)を使用する。汗で流れた場合には、すぐに利用する。
+宿泊する部屋の窓、ドアに隙間がないかを確認する。場合によっては蚊帳を使う。
予防内服について
これまで日本では、一般的な抗マラリア薬は手に入りませんでした。
そのため、マラリア危険地域に行く海外赴任者などは、まずシンガポールに立ち寄ったり、 訪問国の都市部(比較的リスクが低い?)で薬剤を手に入れる場合がありました。
今年中に日本でも抗マラリア薬のメフロキンが発売予定です。発売後は、近隣の医療機関で手に入ることになります。
服薬の際は、その地域に入る1〜2週間前から開始し、帰国後4週間は服薬を続けなくてはなりません。(但し、週1回服用)
今後海外旅行を予定されている方で、マラリア危険地域の可能性のある地域を訪問される方は、 早めに検疫所などにご相談になることをお勧めいたします。
ちなみにExxonMobilでは、Upstream事業ではマラリアリスクが高く、適切な予防策が重要になっております。
今年から、マラリア研究に寄付を出すとともに、社内向けにも新たなプログラムを行なう、キャンペーンを始めました。
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恵寿会の方々の中には、これまでも何回も禁煙にチャレンジしたが失敗し、もう諦めてしまっているかたもいると思います。数年前から、ニコチン依存からの離脱療法として、ニコチンガムとニコチンパッチ(貼り薬)が発売されていましたが、医師の処方が必要ということもあり、定期的な受診が難しくなり断念する人も多くいました。
このような問題を改善する"禁煙補助剤"として、このたび"ニコレット"という商品名のニコチンガムが、医師の処方がいらない"一般薬"として発売されることになりました(9月10日)。
年を取ってからの禁煙は効果がないか?年を取るに連れて禁煙による肺癌の予防効果が小さくなります。しかし逆に、慢性気管支炎や肺気腫などの喫煙と関係した呼吸器の
病気の予防にとっては禁煙が重要な時期になります。
どのような人がニコチン製剤の使用に向いているか?喫煙者は、程度の違いこそあれニコチン依存がありますので、禁忌症を持つなど一部の例外を除いて、ほとんどすべての人に有効といえます。もちろんニコチン依存度が高い人ほど有効であるといえます。
どのような人は利用できないか?一般薬化されたといっても立派な医薬品ですので、使用上の注意は重要です。特に心臓・脳血管の持病を持っている場合には注意が必要です。
ニコチンガムの場合、以下の8つが禁忌症として挙げられています。
■ 成分に対して過敏症の既往がある人 ■ 非喫煙者
■ 妊婦 ■心筋梗塞発生直後の患者
■ 重篤な狭心症の患者 ■ 重篤な不整脈の患者
■ 急性期脳血管障害の患者 ■ 側頭下顎関節疾患の患者
また通常のガム以上に硬いガムですので、歯の悪い人にも向いていないと思われます。このような方は、医師からニコチンパッチの処方を受けるか、ニコチンパッチの一般薬化を待つか、または自分の意志の力でヤメルか、を考えてみて下さい。
どのようにして手に入れるか?調剤薬局だけでなく、一般の薬局・薬店でも入手可能です。しかし、初めて使う方の場合には、処方薬の服薬指導の実績がある調剤薬局でお求めになることをお勧めします。また発売直後には在庫のない薬局・薬店もありますので、お問い合わせ下さい。
どのような方法で禁煙するのか?禁煙しようとする方は、できるだけ最初からタバコの本数をゼロとして、吸いたくなったらニコチンガムを噛むという習慣に代替します。つまり、タバコから摂取していたニコチンをすべてガムからのものに置き換え、ニコチン切れのイライラを防ぐというのがこの段階です。
最初の段階で利用可能なガムは1日最高12個です。その後、徐々にガムの利用を減らしていき、2〜3ヶ月かけてガムをゼロにします。(ニコチンガム漸減法をご覧ください。)
いくら費用がかかるか?今回発売される包装は、48個入りのスターターキット(ご使用の手引き、説明オーディオテープ入り)¥3,950と、96個入り¥6,900です。一般に禁煙に成功されるまでに100〜250程度のガムを必要としますので、10,000〜25,000円の費用が必要です。しかし処方薬として手に入れていた場合に比べて、かかる費用は半分程度になっています。
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退職後、皆さんは健康診断を受けていますか?健康診断の結果を正しく読むことは簡単でありませんが、特に糖尿病関係の検査結果について少し解説をしたいと思います。
それは血圧や脂質は、それぞれの検査結果を正常範囲と比較して単独評価しても問題ありませんが、血糖値に関してはそれだけでは、誤った評価になる可能性があるからです。特に、年齢とともに異常値がでやすくなり、それほど心配いらないのに、おれは糖尿病かも知れないという心配を持つことは、健康診断の大きなマイナス面です。
通常、健康診断では糖尿病に関する健康診断は、空腹時血糖とHbA1cを測定します。尿糖検査も一般的にされますが、この検査は血液検査が始まった段階で、ほとんど有用な情報を提供しなくなっています。
まず、空腹時血糖はその日の朝食前の血糖値で、一般的に1日の生活の中での血糖の最低と考えられます。正常値は110mg/dl未満です。
一方、HbA1cは2ヶ月程度の血糖の平均的な状態を表します。正常値は5.8%(検査機関によって異なる)です。
さて、年齢ともに多くなる糖尿病は、食後のインシュリンのでるタイミングが悪かったり、インシュリンがたくさん出ても十分に機能しないようなタイプのものが多く、空腹時血糖そのものよりも、食後に血糖が下がらないことが問題です。
どのタイプであるかを検査するためには、75グラムのブドウ糖を飲んで、その後の血糖やインシュリンの出方をみる負荷試験を実施することが必要です。
さて、健康診断で空腹時血糖とHbA1cの2種類の検査が実施されているという仮定で、3つのパターンで具体的な説明をしましょう。
(1) 空腹時血糖が110を超えている。HbA1cは正常値である。この場合の多くが、境界型耐糖異常と呼ばれる状態です。
しかし将来糖尿病に発展する可能性があるか、大変気になるところです。これを確かめるために、負荷試験を受けましょう。特に2時間しても170mg/dl以下に下がらない場合には、将来の糖尿病になる可能性が高いといえます。逆に、2時間で十分に下がっている場合には、糖尿病になる可能性が低いので安心しても結構です。
先日、空腹時血糖130mg/dlというある単身赴任中の社員の方が、しょんぼりして相談に来られました。その方の数年前の検査を見ると、人間ドックで行っていた簡易負荷試験で、2時間値が空腹時とほとんど変わらないまで低下していました。この方に「糖尿病になる可能性がほとんどない」と説明すると、「今日は久しぶりに居酒屋に行く」と元気を取り戻されました。
(2) 空腹時血糖が正常値である。HbA1cは異常値である。このパターンはほとんど経験しません。その意味でHbA1cに比べて空腹時血糖の方がスクリーニング検査としては鋭敏であるといえます。よほどHbA1cが正常から外れている場合には、HbA1cを再検査するか、負荷試験で状態を確かめることが必要です。
(3) 空腹時血糖が110を超えている。HbA1cも異常値である。この場合には、まず真正の糖尿病であると診断されると思います。 しかし糖尿病にも程度があります。早めに専門医を受診して治療を受ける必要があります。
ここでアドバイスが一つ。高血圧や高脂血症については、必ずしも専門医でなく一般内科医の治療を受けても大丈夫ですが、糖尿病に関しては確実に糖尿病専門医の治療をお受け下さい。治療成績がまったく異なります。糖尿病と最終的に診断され治療を行っている場合には、そのコントロール状態は主にHbA1cで評価します。これが6.5%以下であればかなりコントロールがよい状態で、将来の合併症が発生する可能性が低くなります。
最近の健康診断の結果を引き出しから引っ張り出し、一度確認されては如何でしょうか。
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私たちが健康管理をしていく上で、自覚症状を伴うような課題はそれほど厄介ではありません。しかし高脂血症のように自覚症状がなく、ただ値が高いだけでも将来の心筋梗塞や脳卒中に繋がるという健康課題は、自ら健康管理を実践する皆さんにとっても、また健康管理の指導を行う私たちにとっても、厄介な問題です。
高脂血症には中性脂肪が高い"高中性脂肪血症"と、コレステロールが高い"高コレステロール血症"があり、その両方の混合型であることも少なくありません。そのうち特にコレステロールが高い方の場合、そのまま放置すると徐々に動脈硬化が進行し、最終的には流れが悪くなった動脈硬化の場所で血液が固まり、完全に血管が詰まり心筋梗塞という命にかかわる発作が生じるリスクが非常に高いことが分かっています。
ところが、多くの方が自分の血圧が高いか低いか、ある程度正確に状態を説明できるのに対して、コレステロールが適切な状態か、については意外と理解していないものです。御自身のコレステロールをどのように評価して、その値によってどのような対応をとるべきか、ご説明したいと思います。
1.悪玉コレステロール値の計算
一般的に、コレステロールには悪玉コレステロール(LDL コレステロール)と善玉コレステロール(HDL
コレステロール)があります。当然、動脈硬化に影響するのは悪玉コレステロール、すなわちLDL
コレステロールです。
しかし最近まで、LDLコレステロールを測定することは一般的でなかったため、多くの場合、計算式で評価されています。
(1) まず中性脂肪を5で割ってください。
(2) 次に、総コレステロールから、HDLコレステロールと中性脂肪を5で割った数字の両方を引いてください。これがあなたのLDLコレステロール値です。
2.リスク因子の数を数えよう
動脈硬化は、コレステロールだけでなく、様々な要因で発生します。さらに、それぞれの因子は相乗効果の関係にあります。したがって、高コレステロール以外のリスク因子をたくさん持っている人ほど、早めの治療が必要になります。
以下の因子の中で該当するものの数を数えて下さい。
* 年齢(性別ごと) 男性:45才以上 女性:閉経
* 心筋梗塞や狭心症の方が兄弟や両親・祖父母にいる。
* 喫煙習慣がある。(1本でも習慣的に吸う場合に該当)
* 高血圧(最低血圧140以上、または 最低血圧 90以上)がある。
* 肥満 (肥満度20%以上)である。
* 糖尿病または境界型耐糖異常を指摘された。
* 中性脂肪が高い。(150以上)
* HDLコレステロールが低い。(40未満)
一つもリスクがない方(ちなみに私がそうです)に比べて、1つあると心筋梗塞のリスクが3倍、2つだと6倍、3つだと9倍、すなわち(2Xリスクの数)になります。
3.自分が取るべき対応を考えよう
LDLコレステロールの値で、140未満を正常、160以上を高コレステロール血症、その間を境界域と診断します。
140を超えている場合には、何らかの対応が必要になりますが、当然他のリスク因子の有無によって、対応は変わるべきです。
リスク因子数が0の方:180以上の場合には薬物による治療を始めてください。
リスク因子数が1の方:160以上の場合には薬物による治療が必要です。
リスク因子数が2以上の方:140以上でも治療が必要でしょう。
一つ重要なことがあります。治療も重要ですが、同時に禁煙や減量などによってリスク因子を減らすことも大変効果があるということです。コレステロールが低い人に比べて、高い人はより禁煙に取り組む必要があるということになります。
ここ数年、コレステロールを下げる非常に効果的な薬剤ができ、治療は容易になりました。とにかく、1日1回薬を飲むだけで、20%は下がるという優れものです。また、治療によって心筋梗塞の発生や死亡率が低下することも確認されています。
いずれにしても、健診で自分の値を知ることから始めて下さい。
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頭痛がした時に、自分の頭の中に何かが起こったのではないかと、大変心配になります。
頭痛にはいろいろな原因があり、中には一刻を争うものから、自然によくなるものまで、様々なものがあります。頭痛の中で頻度が多い偏頭痛や筋緊張性頭痛などと、危険な頭痛であるくも膜下出血や脳腫瘍に伴う頭痛について、その特徴を説明したいと思います。
まず、繰り返し発生する持病的頭痛の代名詞である偏頭痛ですが、その原因は、頭蓋内の血管の攣縮が考えられており、ズキンズキンと脈打つような痛みを感じます。偏頭痛といっても、片側が痛い人は全体の7割程度で、両側性の痛みのこともあります。また、人によっては気分が悪くなり、吐いてしまうこともあります。いずれにしても時間の経過とともに良くなります。偏頭痛以外にも、頭部の筋肉のこりを頭痛として感じ、締め付けられるような痛みを特徴とする筋緊張性頭痛、後頭部を下から上へ走る神経の痛みである後神経痛などが、頻度の多い頭痛として挙げられます。これらの頭痛は、いずれも同じ人に何度も発生する傾向にあります。
一方、危険な頭痛には、くも膜下出血や脳出血による頭痛、脳腫瘍に伴う頭痛があります。これらは、髄膜とよばれる脳を覆う膜が刺激されて発生する頭痛や、頭蓋内の圧が高まることによって発生する頭痛です。髄膜刺激による頭痛では、これまで経験したことがない強い痛みとともに、項部が硬くなり、吐き気を伴うという特徴があります。また脳出血による痛みでは、運動麻痺や感覚障害などの症状を伴うことがあり、脳腫瘍による痛みでは、徐々に進行し、複視(モノが二つに見える)といった症状を伴うことがあります。
いずれにしても、偏頭痛や筋緊張性頭痛は、同じ程度の痛みが繰り返し生じることが一般的です。
したがって、これまで経験したことがない痛みや随伴症状が伴う場合には、早急に医療機関を受診した方がよいでしょう。
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睡眠不足は心身に負担をかけ、病気の原因となるだけでなく、日々の生活の活力にも大きな影響を与えます。睡眠時間が7時間の場合がもっとも死亡率が低く、それ以上でもそれ以下でも死亡率が高まるとの米国の研究があります。ただし、適切な睡眠時間は、年齢や睡眠の深さによっても異なります。いずれにしても、睡眠の悩みは健康と生活に影響する非常に大きなものです。
ある調査によると、日本人の5人に1人が睡眠障害を訴えています。一口に睡眠障害といっても、寝付くのが難しい「入眠障害」、夜中に覚醒してしまう「中途覚醒」、早朝に目が覚めて再入眠ができない「早朝覚醒」、十分な時間寝ているが熟眠感がない「熟眠障害」があります。このうち、中途覚醒と早朝覚醒は、年齢とともに頻度が増えるタイプの睡眠障害です。
睡眠障害でもっとも多いものは、特別な病気がない「精神生理性睡眠」ですが、睡眠障害を引き起こす病気もありますので、睡眠障害に悩んでいる方はまずチェックが必要です。
うつ病などの精神疾患: 年齢とともにうつ病の症状ははっきりしなくなり、睡眠障害として表れることが多くなります。
| 睡眠時無呼吸症候群: いびきが激しく、睡眠途中に10秒以上呼吸停止がある場合です。高血圧や心臓病の原因にもなります。 |
|
| 周期性四肢運動障害: 就寝中に四肢の不随意運動が起きる病気。本人は気がつかなくても、周囲の人が「足が頻繁にピクピク動かしている」と気づくことがあります。 |
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| むずむず脚症候群: 安静時に足や下腿部に深いな異常感覚がある原因不明の病気。「足の裏からひざにかけて火照り感がある。ぴりぴりする。皮膚の裏側を虫がはうような感覚。」を表現する場合があります。 |
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| アルコール依存や薬物: アルコールは入眠を助けますが、睡眠のリズムに悪影響を与えます。 |
ただし、睡眠障害と自分で決めるつける前に、それがほんとうかどうかを確認することも必要です。年齢とともに必要な睡眠時間は短くなります。早く目が覚めても、生活に影響がなければ睡眠障害といえません。
若い時と同じように7時間・8時間眠ることを前提に悩んでいる方も少なくありません。臥床時間が長いことがかえって中途覚醒に繋がっている場合もあります。眠たくなるまで床に就かないといった生活リズムの変更が不眠対策になることもあります。
厚生労働省の研究班による「睡眠障害の診断・治療ガイドライン」の12のポイントを参考に、御自身の睡眠について見直してはいかがでしょうか。
1.睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気で困らなければ十分
2.刺激物を避け、寝る前には自分なりのリラックス法
3.眠たくなってから床に就く、就床時刻にこだわりすぎない
4.同じ時刻に毎日起床
5.光の利用で良い睡眠(朝は日光を浴び、夜は明るすぎない照明)
6.規則正しい3度の食事、規則的な運動習慣
7.昼寝をするなら、15時前の20〜30分
8.眠りが浅いときは、むしろ積極的に遅寝・早起きに
9.睡眠中の激しいいびき・呼吸停止や足のぴくつき・むずむず感に要注意
10.十分眠っていても日中の眠気が強いときは専門医に
11.睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと
12.睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安心
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前回、多くの方が悩まれる睡眠障害の対策についてご紹介しました。今回はその続きとして、睡眠薬について解説したいと思います。それは、多くの方が「睡眠薬はできるだけ飲まない方がよい」と、睡眠薬の服用に対して不安を持たれているからです。
そのような方の中には、寝つきを良くするためにアルコールを睡眠薬代わりに用いられる方がいらっしゃいます。しかし睡眠薬か、アルコールのどちらが身体に影響が少ないか、と聞かれたら、私は、正しい服用を前提とするのであれば、迷わず「睡眠薬」と答えます。アルコールは確かに寝付きを良くする効果がありますが、睡眠の質は悪化します。その結果、中途覚醒が増え、睡眠の後半の眠りも浅くなり、結局「寝たりない」といった感覚の朝を迎えます。また、アルコールは依存性が高いため、入眠に必要な量が徐々に増え、場合によってはアルコール依存症になる恐れもあります。一方、睡眠薬は依存性が少なく、また効果や副作用が分かっているので、適切な指導のもとに服薬すれば心配はありません。
さて、睡眠薬には効果持続時間によって、4つのタイプに分かれることはご存知でしょうか。超短時間型、短時間型、中時間型、長時間型の4つです。それぞれの方の睡眠障害の状況によって、医師は使い分けています。一般的に、超短時間型や短時間型は入眠障害に、中途覚醒や早期覚醒には、中時間型や長時間型が用いられることになります。よく、「私のもらっている睡眠薬は軽いもの」と話される方がいますが、睡眠薬には軽い(弱い)や強いといった区分はなく、睡眠薬のタイプと量で使い分けているのです。ただ、持続時間が短いものほど、切れ味がよく(医者がよく使う表現)、休薬すると反跳性不眠(一時的に服薬まえより不眠症状が強くなる)が生じます。逆に、依存性はむしろ長時間のものの方が強い傾向にあります。そのため、入眠障害を主訴とする患者には超短時間型を使い、睡眠薬を止めるときには少し長い効果の薬に代えてから徐々に減量するという方法も用いられます。いずれにしても、勝手に薬を止めることはかえって症状を重たくすることになるため要注意です。また、睡眠薬には、強弱の差がありますが、筋弛緩作用があります。起床したとき、足元がフラフラするなどの場合には、主治医に相談することが必要です。
睡眠は健康生活の基本ですので、お悩みの方はいちど専門医に相談してください。睡眠障害を専門にしている科は、神経内科、精神科、心療内科です。
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EDと呼ばれる病気を知っていますか。「性行為を完了するまでの間に、勃起し、勃起が持続することが部分的に、または完全に障害されることが続いたり反復したりすること。あるいは、男性が性行為中に、性的興奮や歓喜の主観的感覚を欠くことが持続または反復すること」という定義がなされています。EDとは”Erectile Dysfunction”の略です。
これまでの日本では性的障害を公に議論することは、恥ずかしいという感覚とともにタブー視される傾向にありましたが、最近ではテレビ等でも取り上げられるようになり、話題となっています。それには、以下のようないくつかの背景があります。
@ 高齢化社会を迎え、精神的な豊かさを得るために性的な問題をタブー視せず、対応することが重要であることが認識されてきた。
A ストレス過剰時代において、ストレスが原因でのEDが増加してきた。
B バイアグラが発売されて以来、治療が容易になった。
実は、軽度のEDを含めると、40〜70代の日本人男性の半数は、なんらかの原因でEDになっているといわれています。
EDの原因は、身体的な病気によるものと精神的なものがあります。身体的な病気としては、糖尿病、高血圧などによる動脈硬化、ホルモンの異常、大腸や前立腺の手術、薬物(うつ病の薬や一部の降圧剤)の服用などが挙げられます。ただ、現在は身体的な病気よりも精神的なものが多く、その中でも予期不安(過去に勃起せず、性交に失敗した状況を思い出して、不安・緊張が高まる)によるものが少なくありません。またうつ病や不安神経症も原因になります。
心因性のEDには、バイアグラが非常によく効くことが分かっています。一時、非合法の薬が出回ったこの薬ですが、最近では身体的な病気がなければ、精神面でのカウンセリングを行わず感嘆にバイアグラが処方されることが多いようです。ただ、狭心症などでニトロ製剤を服用している場合には、この薬は使えません。身体的な病気の場合には、補助器具の利用や手術が行われることがあります。いずれにしても、人に言えない悩みとしてお持ちの方は、気軽に精神科医や泌尿器科医に相談してみてはどうでしょうか。EDは、れっきとした病気ですから。
EDについて気になる方は、是非ここをクリックして質問集に答えてください。得点が21点以下の方はEDが疑われます。ご自分の実力をご検証ください。
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結核は、一般には患者の喀痰中の菌を吸い込むことによって感染しますが、年齢とともに免疫力が低下すると、以前に感染して身体の中で潜んでいた菌が目を覚まし、発症することがあります。
早期発見の重要性
結核の中には、抗結核剤に対して耐性を持つものが増えており、病状が進行してしまうと、命に関わることもあります。つまり他の病気と同じで、早期発見が重要ということです。なかなか微熱が取れない、咳が続くなどの症状があったら、迷わずに病院を受診してください。症状が2週間以上続くというのが一つの目安です。また高齢者では、咳などの症状が目立たず、体重減少や食欲低下といった症状で発病することもありますので、健康診断の定期受診も重要です。通常の胸部レントゲン検査やCT検査で発見することができます。
結核の治療
結核の治療では、普通の細菌に用いる抗生物質とは異なる抗結核剤を何種類か併用します。多くの場合6ヶ月程度服用する必要があるため、自己判断で薬を途中で止めてしまう人もいます。これは、耐性菌を作るもっとも危険な飲み方ですので、医師の指示に従い、最後まで服薬することが必要です。
まとめ
1.年に1回は健康診断を受けよう。
2.長く続く、微熱や咳などの症状が長く続く場合には、早めに受診を。
3.治療が開始されたら、医師の指示があるまで服薬を続ける。
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22.PSAという検査の話(前立腺癌の早期発見)
(2003年3月6日)
天皇陛下が前立腺癌の手術をして以来、前立腺癌に対する認識が高まっています。前立腺癌は、欧米人に比べて日本人には少ない病気でしたが、生活様式の欧米化によって増加傾向にあり、最近20年で2倍に増えています。また、他の病気で亡くなった高齢者の病理解剖で、前立腺に癌が頻繁に見つかることより、報告されるよりも実際の発生率は高いと言われています。
他の癌と同様、年齢とともに増加し、早期発見によって治癒可能な癌ですが、特に前立腺癌検診として血液中の腫瘍マーカーの一種であるPSA(前立腺特異抗原)が用いられるようになり、早期発見率が向上しています。他の臓器の癌に対する腫瘍マーカーであるCEAやCA19-9などは、早期発見には結びつかず、また臓器に特異的ではないために、値が高い場合に本当は異常がない人ほどたくさんの検査を受けなければならないという問題がありました。しかしPSAは、これら多くの腫瘍マーカーと異なり前立腺に特異的な抗原であり、非常に鋭敏であるために90%以上の癌で増加し、早期発見にはたいへん有効な腫瘍マーカーです。
PSAは、前立腺から精液に分泌される抗原ですが、前立腺癌や前立腺肥大では、正常の導管がないため、その一部が血液中に漏れてくるという原理で上昇します。
そのため、前立腺肥大や前立腺炎でも増加するため、PSAが高値の場合には、さらに詳しい検査が必要となります。
PSA検査をお勧めしたいのは、50才以上(もちろん男性だけ)です。年1回の健康診断の際、これまでの検査に併せて受検してください。(但し、すでにPSA検査が含まれている人間ドックもあります。)
エクソンモービル健保被保険者の場合、平成15年度より、50才以上の男性はPSA検査が人間ドックの際の付加項目として受けられることになりました。
(2003年3月6日投稿)
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23.日常経験される「しびれ」について
(2003年7月13日)
これまでしびれを経験したことが無い方はいないと思います。 今回は、日常よく経験されるしびれについて解説します。
しびれは一時的なことを含めて、神経障害発生のサインである可能性が非常に高いため、その性状をきちんと認識することが大切になります。
しびれの例として、
1.全身疾患(糖尿病)などが原因で起こるしびれは、左右対称性に発生し下肢から始まることが多い。
2.脳血管障害で起こる顔面を含めたしびれは、片側性であることが多い。
3.しびれの鑑別には、発生部位、生活状況や発生時の姿勢などを総合して判断する必要がある。
特に、2.のような脳血管疾患(脳梗塞や脳出血)が原因で起こるしびれの場合には、ほとんどが片側性に発生するので、生命にかかわる病気の大事なサインとして重要になります。逆に言えば、脳血管疾患では、突然両側でおこるしびれは少ないということになります。
このように生命にかかわるしびれ以外にも、日常に経験されるしびれとしては、パソコンの使用によって起こる手首のしびれがあります。パソコンはもはや家電と同じように、家庭には欠かせないものとなっています。 このホームページをご覧になっている方も、1日1回はパソコンを使っているようなユーザーも多いと思います。
キーボードやマウスを使用する場合に、手首が背側に過度に曲がって(伸展)作業を行っている人をよく見かけます。 長時間手首を背側に曲げることにより、手首には徐々に負担がかかり、場合によっては手首を曲げられない状態まで悪化することも少なくありません。 そのような場合には、手首の下に置くリストレストやマウスパットと一体になっているリストレストの使用が不可欠になります。 これらを使うことで手首の過度な伸展を防ぐことができるので、しびれや痛みが発生する前に予防的に購入されることをお勧めします。
今回はしびれについて取り上げてみました。 突然発生するしびれや、徐々に悪化するしびれの場合には専門家による鑑別が必要なことが多いので、早めに医療機関を受診された方がよいでしょう。
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24.中高年から始めるトレーニング
(2004年3月1日)
健康管理の一環としての運動は、欠かすことができないのはご存知のことと思います。 運動の中でもウォーキングは、その手軽さもあり年齢を問わず人気があります。 たしかにウォーキングは心肺機能を高める効果がありますが、実は、筋力を維持し鍛えるほどの効果がないことが知られています。
特に高齢者においては、筋力の低下による転倒や骨折に注意が必要なため、筋力の維持が必要になっています。 骨折までいかないまでも、病気で寝込むことによって、著しく筋力低下が起こるため注意が必要です。 「転倒→骨折→寝たきり」を予防するためには、まず脚力を鍛えることから始めてください。
筋肉を鍛えるためには、少なくても最大筋力の50%程度の負荷が必要になります(ちなみにウォーキングでは、20%程度の負荷しかなく筋力アップは期待できません)。
脚力を鍛える最も手っ取り早い方法がスクワットです。 10回1セットを3回はできることを目安に強度を調整してください。
手軽な筋肉トレーニング方法なので早速始めて欲しいのですが、日ごろ運動の習慣がない方は、膝や腰を痛める可能性がありますので、必ずスクワットの前には十分な筋肉のストレッチをしてください。
(スクワットとは、頭の後ろで腕を組み、肩幅よりやや広めに足を開き背筋を真直ぐに伸ばして立ちます。 そして、背筋を伸ばしたままゆっくりと腰を下ろします。 ふとももが水平になったら腰を上げて立ち上がるという運動です)
以下注意事項を箇条書きにします。
・ スクワットの前には必ずストレッチを行ってください。
・ 腰痛や膝の痛みがある場合は行わないでください。
・ 力を入れる際には息を吐くようにしてください。息をこらえると血圧が上がります。
・ 頻度は1日おきから毎日まで。
また、運動を定期的に実施している群とそうでない群を比較した場合には、運動を実施している群の方が、1年あたり3万円の医療費削減効果があったという報告もあります。 3万円の節約のためにも、「ウォーキングをしているから大丈夫」と安心しないで、ぜひ積極的に筋力トレーニング(特に脚のトレーニング)を開始してはいかがでしょうか。
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25.睡眠時無呼吸症候群(SAS)について
(2004年5月6日)
皆さんは自分の睡眠に満足していますか?
睡眠は人間が生きて行くうえで欠かせないものですが、最近この睡眠の質が著しく障害される疾患である【睡眠時無呼吸症候群】(以下SAS)が注目されています。
SASは新幹線運転手の居眠り事件で報道されているのでご存知の方も多いと思います。 SASがある人は、睡眠中に無呼吸を繰り返し夜間に熟睡ができないために、その結果日中の耐えられないような眠気に襲われます。
日中の眠気により精神活動(仕事の能率など)が障害されるだけでなく、無呼吸により酸素不足が起こり脳や心臓に悪影響を及ぼすことで、身体全身への影響、すなわち高血圧や脳血管疾患そして心臓病を引き起こすと考えられています。
さらに社会的影響としては、交通事故率が健常者より7倍も高いという報告もされています。また一部の労働災害の発生には、SASが関与していると考えられているケースもあります。それではSASの症状はどのようなものがあるのでしょうか?
SASの4大症状は以下の通りです。
1. 患者の70%は肥満である
2. いびきはほぼ100%に見られる
3. 日中の眠気
4. 他人による睡眠中の呼吸停止の確認(配偶者からの指摘)
この4大症状に心当たりがある方はSASの可能性があるので、専門医を受診し検査を受けることをお勧めします。 SASと診断された場合の治療法は、鼻マスク持続陽圧呼吸法(CPAP療法)が有効です。 CPAP療法とは睡眠中に鼻マスクを付けることにより、持続的に空気圧をかけ上気道が塞がらないようにすることで、無呼吸やいびきを防止します。このため睡眠の質が向上し日中の眠気が無くなります。
(CPAP療法は健康保険適応です。またSASの専門病院については、インターネットで検索してください)
「いくら寝ても昼間は眠たい」
このような症状がある方は、ご自身の睡眠の質について見つめ直してみてはいかがでしょうか?
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(投稿日 2005/07/29)
けが(切り傷,すりむき傷,やけど、縫った傷、床ずれなど・・・)をしたら必ず消毒する。なぜなら消毒しなければ傷は化膿してしまうから、だから傷が化膿しないように消毒する。でも化膿してしまった場合でもひどくならないように消毒する。消毒したら清潔なガーゼをあてて、濡らさないように気をつける。傷が治るときには痂皮(カサブタ)ができる・・・・・・・・・。そんなこれまでの常識的な傷の治療が、今見直されています。今回は、消毒薬やガーゼを一切使わず、痛みを最小限に抑え、しかも傷もきれいに治る、そんな魔法のような新しい傷の治療法として登場した閉鎖療法(湿潤療法ともいう)についてご紹介します。

[傷の治る仕組み]
傷の治る仕組みについて簡単にお話します。私たちの体は表皮で覆われており、その下に真皮、次に皮下脂肪層があります。通常“皮膚”“と呼ばれているのが表皮と真皮で、体の保護や体温調節といった大切な機能を担っています。
けがなどで皮膚が破壊されると、体は破損された傷口の修復を開始します。まず止血のために傷口に血小板が集まり、血を凝固させます。次に好中球やマクロファージなどの白血球が局所に集まり、死んだ細胞や雑菌を除去します。そして線維芽細胞が集まって傷口を閉じ、最後に表皮細胞が集まり、新しい皮膚が傷口を覆い治ります。傷の大きさ*にもよりますが、だいたい3〜4日くらいで新しい表皮が生まれます。
傷は出来た瞬間から自分で治そうと働きます。傷口には浸出液(膿ではありません)がでてジクジクしますが、実はこの浸出液に傷を治す成分がたくさん含まれているのです。この傷口から染み出る浸出液で傷口を潤した状態に保てば、皮膚を再生させる自然治癒力が働いて治るというのが閉鎖療法の考え方です。ですから浸出液の活動を妨げないよう、傷口を被覆材**で覆い、湿った状態に保つ治療法で、湿潤療法とも呼ばれています。
*表皮が傷ついた状態が浅い傷、真皮まで傷ついた状態が深い傷。真皮が少しでも残っていれば皮膚は再生します。
**「傷口に湿潤を保つ」ことができれば、被覆材は何でもよい。市販の被覆材(BAND-AIDキズパワーパッドなど)を使ってもいいし、食品包装用のラップ、また浸出液が多くて傷周囲の皮膚にアセモができる場合には、台所用の「穴あきポリ袋」の上に紙おむつの利用もOK。市販の被覆材は高価であり、スキンケアの面から見ると、傷周囲の皮膚のアセモ、発赤などの悪影響も否定できませんが、傷の治癒は促進されます。
[消毒しなくて大丈夫なの?]
“けがをしたら消毒をする”というのが今までの常識でもあり、医療従事者も当たり前のように消毒を行います。抜歯後の消毒の例をあげて考えてみましょう。歯を抜いた経験のある方は、抜歯後毎日のように歯科医院に通院し、口の中を消毒しませんでしたか?しかし口の中は常に唾液が分泌されていて、消毒液はすぐに唾液で流されてしまっていると考えられます。おまけに抜歯直後を除けば、食事もします。とても抜歯部位が無菌状態に保たれているとは思えません。しかし唾液の自浄作用とからだが持つ自然治癒力で治ります。「いいえ、消毒していたから治ったんだ」と思いますか?
消毒薬は傷口の細菌を殺菌しますが、同時に傷の表面の細胞も死滅させてしまうと考えられています。
[消毒しなくて化膿しないの?]
化膿とは傷口に見られる炎症症状で、「傷の周囲が晴れあがり(腫脹)」、「傷やその周囲に痛みがあり(疼痛)」、「傷周辺の皮膚が赤くなり(発赤)」、「傷の周囲に触ると熱い(局所熱感)」という症状(のいずれか)が見られるものです。これに加えて、傷口から膿(うみ)が出ていたり、溜まっていれば、確実に「化膿している」と判断されます。
この化膿は、細菌の感染で起こる炎症ですが、主な原因は細菌の有無だけではなく、死んだ(壊死)組織、縫合糸、痂皮(カサブタ)、木のささくれが刺さっている、血腫(血のかたまり)などの異物があると、白血球の働きを阻害してしまうため、細菌の繁殖場になってしまうことで感染が起こりやすくなります。傷口から細菌が検出されても、炎症症状がなければ感染していないということになります。傷口の感染にとっては、細菌は「必要条件」ですが「十分条件」ではないのです。
[化膿させないために・・・]
傷口を感染させないためには、細菌を殺菌するということよりも、異物や壊死組織を除くことの方が大切になります。消毒薬ではこの異物や壊死組織を取り除けません。また、前述したように消毒薬は細菌だけでなく皮膚組織も痛めてしまいます。流水により、傷口や傷周囲の汚れ(砂や泥)、血のかたまり、付着したり刺さっている異物を洗い流し、取り除き、被覆材で密閉すれば化膿することはほとんどないという症例が多数紹介されています。(http://www.wound-treatment.jp参照ください。)
但し、動物に噛まれ傷口が汚染された可能性がある場合、傷がひどい場合、子供などで傷口を十分きれいに水洗いできない場合などは医師の診察を受けることを優先します。
[日常のけがに閉鎖療法を取り入れてみましょう-いざというときに使えるラップを使った閉鎖療法]
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1.まず止血 |
清潔なタオルなどで傷口を直接押さえて圧迫止血。決して心臓に近いところを縛ったりしない。 |
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2.傷口を洗う |
水道水に傷口をさらし、傷口や周囲の砂や泥を洗い流す。異物がなければ傷の中までは無理に洗わなくても大丈夫。 |
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3.食品用ラップに軟膏を塗る |
ラップ(できればポリエチレン製の柔らかいものがよい)を傷よりふたまわりほど大きめに切り、軟膏(白色ワセリンかプラスチベース)をラップの傷口にあたる部分に塗る。軟膏があると痛みが早く引く。軟膏は必ずラップに塗る。 |
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4.ラップで傷口を覆う |
ラップをかぶせ、四方を絆創膏を使って固定する(絆創膏いつも同じ部位に貼らない方がよい。)このときラップと皮膚の間に隙間があると傷を治すために分泌される浸出液が漏れてくるが問題ない。 |
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5.包帯を巻く |
ラップの上から包帯を巻く。ラップは1日1〜2回をめどに交換。食品用ラップには透過性がないので、ぬるぬるして気持ち悪くなったり、暑い時期は1日に数回交換する。取り替えないと傷の周囲の皮膚にあせもができたりかぶれの原因になる。取り替えるときは、傷の周囲の皮膚を十分に洗って、汗や垢を落とし清潔を保つ。ワセリンはオリーブオイルで拭き取る。痛くなければ入浴も可、痛かったらシャワー。 |
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6.傷の治癒 |
炎症症状がなければ化膿はしていない。傷口から漏れ出る浸出液が傷の治癒を助ける。傷が深いと浸出液も多いので包帯を巻く前にタオルなどをあてるとよい。3〜4日で表皮が再生されれば治癒。傷が広い場合、3ヵ月くらいは治癒部位に直射日光を避けたほうがきれいに治る。 |
以 上
参考文献:へるすあっぷ21 2005.No.246 4月「株式会社 法研」
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〜ジェネリック医薬品を活用すれば家計費を節約できます〜
(投稿日 2005/09/05)
皆さんはジェネリック医薬品という言葉を聞いたことがありますか?ジェネリック医薬品とは、特許が切れたあとに出るお薬のことで、研究開発費がかからないため、低価格で販売することが可能であるという特徴を持っています。このジェネリック医薬品を上手に活用すると、家計の中に占める医療費を節約できるだけでなく、国全体の医療費削減にも貢献できます。
新薬(先発品) と ジェネリック医薬品(後発品)
製薬会社が10〜15年の長い研究時間と数十億円の研究費をかけて新しく開発・発売された新薬を先発品といいます。そのため、新薬は特許期間という形で20〜25年間保護され、開発メーカーによって独占的に製造・販売されます。
一方、先発品(新薬)の特許が切れると、他の製薬会社でも製造可能な薬となり、通常3〜4年の期間と数千万円の開発費用でジェネリック医薬品(後発品)が製造されます。
特許期間満了後は、あるメーカーが開発した有効成分でも国民共有の財産となり、ジェネリック医薬品は、まさしく安心で低価格な多くの人々に利用されるべき国民の財産だといえます。
ジェネリック医薬品は安い!
ジェネリック医薬品は上述のように、研究費の必要がないため、先発品より安く開発できます。また、ジェネリック医薬品は先発品の2〜8割の薬価(国が定めた薬の値段)となるように決められています。
ジェネリック医薬品と先発品で効果に違いはない?
医薬品には、品質・有効性・安全性をクリアするために、薬事法で様々な規定が定められています。ジェネリック医薬品も先発品と同じく、これらの規定を遵守しています。また、ジェネリック医薬品には、品質再評価も課せられていてより厳しく品質・有効性・安全性を維持するようになっています。したがって、ジェネリック医薬品と先発品で効果に違いはありません。
いまジェネリック医薬品が注目されている理由
皆さんは、日本の医療費現状をご存知ですか?平成14年度の国民医療費は31兆1240億円でした。これを国民一人当たりに換算すると24万円になります。また、国民医療費の国民所得に対する割合(%)は年々増加の一途をたどっています。平成元年度は6.12%でしたが、平成14年度は8.58%でした。ジェネリック医薬品を使用することは、薬剤費を抑制し、「患者さんの薬剤費負担の軽減」と同時に「国民総医療費の軽減」にもなるのです。
どのくらい安くなる?
では、どのくらいお薬の負担が軽減できるのでしょうか?現在花粉症でお薬を飲んでいる方は多いのではないかと思います。代表的な抗アレルギー剤「アレジオン20mg」で見てみましょう。
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薬品名 |
数量 |
単価* |
合計 |
差額 |
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アレジオン20mg(先発品) |
1日1回 28日分 |
214円 |
5,986円 |
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アレナビオン20mg(ジェネリック) |
1日1回 28日分 |
87円 |
2,442円 |
−3,544円 |
*小数点以下四捨五入
このように、1ヶ月で\3544も薬代を節約できます。花粉症のお薬は1年のうち数ヶ月の内服で済みますが、高血圧などの慢性疾患で数年にわたってお薬を飲む場合や何種類ものお薬を飲んでいる場合は節約できる費用は年間数万円〜10万円以上になります!
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